食を保つ
2020/12/03
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しとしと、と降る雨音。静かに、ですが確実に聞こえるので、浅い眠りでは負けてしまいます。
3時20分、雨の中配達ありがとうございます。
静かにそっと祖母の枕元へ、成功です。起こさずに、届けることが出来ました。
5時55分、空明りをと思いましたが、あまり空模様が良くありません。雨足は止まりましたが暗い雲が覆っています。今朝は白々しくなるまで時間が掛かりました。
7時15分の≪珈琲時間≫、今日の予定は。二人ともしたいことがあるようです。
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12月になりすっきりとしない日日が続く中、皆外ではなく家の中で忙しくするようになりました。
祖母は、≪自家製の干しシイタケと昆布の佃煮≫を作り始めます。作ってくれる頻度が高い得意料理のひとつです。
干しシイタケに昆布の旨味と醤油が染みて、唐辛子の辛みもぴたりと合います。ご飯との相性が良いので、なくなるのも早いです。
作った≪干しシイタケと昆布の佃煮≫は、出来たてをお友達におすそわけと、いそいそと散歩がてら出掛けました。
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しばらくして、甘酸っぱい香がしてきました。今度は、母が先日収穫した生姜を調理し始めました。≪生姜の甘酢漬け≫と≪梅酢の紅しょうが≫です。
梅干しの汁が残っているか心配していたようですが十分にあったようで、安心して作り始めました。
生姜に火を通す時間を考えながら、作り方と目比べです。味よく漬かるために念には念を。瓶詰めの作業を終え、時間を置きます。
季節の食材を食せる幸せを、感謝して。