移り季と変わらずの気
2023/08/26
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起床は朝、4時30分。日中の陽当たり、空気の熱とは異なり5時には徐々に仄白く明るく見渡せるようになる時刻、窓を開け東側からの風合いを取り入れ少し呼吸を整えます。
明るくなれば競うように鳴かれた夏の音も少し落ち着き、秋の声が混ざり合います。彩の濃い時季のしっとりとした土の香、どの季節も朝のこの瞬間は好ましいです。
陽の高い季節、この年は酷暑が長く入道雲や夕立を眺める日はほとんどないまま、朝の空気も熱をもった日日が続きました。
6月の終わりに早生のトウモロコシをはじめ、トマト、きゅうり、なす、オクラ、ピーマンと夏の陽の下、野菜がとりどり採れました。トマトの瓶詰めは35本以上と赤い瓶それぞれの彩が母の宝物となります。
冬にはまた栄養の源となってくれることを願います。
真ん中の夏は過ぎ行き、暑さのやわらぎは感じ得ますがさわやかな風が通る日になるのはまだ先のような気がします。
日の記しも一区切り、日日の心気の変わりようは相も変わらず、停滞と波の繰り返しです。自身が振り回されるのは仕方のない事ですが、少しでも迷惑を掛けないようにと過ごしています。
今ある幸福をただ嬉しく感じ入るまま、出来る事を出来るだけ。
五感を刻める朝が来ることに感謝します。