夢む、風光花 一葉
2023/02/28
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屋根の下から眺める空想風景。
2月も結びの日となりそして、今日は快晴、日本晴れです。3月を快く呼び寄せるかのような日となりました。日差しは暖かそうですが、そよそよと吹く風はまだ冬の香を漂わせています。
家族は晴れの日を快く受け入れ、外仕事に勤しんでいます。てきぱきと能率的な動作を見て、羨ましく思うのはいつものことです。相変わらずの私は、部屋の中から外を眺めています。
部屋からの眺める風景は色味や芽吹き始めを教えてくれ、≪外出拒否症≫の私は、心地よいと思える日差しや空気感を部屋の窓を開けて受け取っています。
現在は気分が優れず不安定です。心地よいと思える自身と、ざわざわと焦りを含む自身がいるような気がします。
≪焦り≫は私にとって綱渡りのようなもので、良くない調子を与えます。そちらの方向へ行かないように、何かに集中していないと不確かなものに呑み込まれてしまいそうになります。
天気の良い日は好ましいです。家族皆が心地よい気分になってくれるのは嬉しいです。それだけに、この澄みきった空を清々しく愉しめないのは、心から惜しく残念です。
自己勝手に想いをつらつらと綴って今日という日を過ごすより、「玄関先でも良いから行動せよ」と自身を奮い立たせています。
何かひとつでも可能性に変えるために。
大丈夫、穏やかに、ゆっくりと。
自らが行動し、この瞬間を忘れないために記します。
出来るときに、出来ることを出来るだけ。