閑に恬と、

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+-極矮小世界観点-+

-安閑恬静-

【統合失調症】のち【双極性障害】【パニック障害】の青人草の一端が家族に支えられ生きています。

話し相手は家族だけの小さな世界から、ぽたりと【ひとりごと】を。

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添うように、生きる


2023/06/03
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歩廊を兼ねた3畳ほどの空間に一人ずつの机を。肩を並べ、会話時々喧嘩、そして冗談を言い合いながら作業をし、いつも共に過ごしています。


以前からですが、祖母の記憶が少し、曖昧になることが多くなりました。


耳が遠く、聞き間違いなどは多々ありましたが、所謂、「言った」「言わない」や、「そんなことあったっけ?」と、数十分前のことを問いかけることが多くなりました。


本人も「今までとは違う、忘れっぽくなった」と度々こぼし、少なからず落ち込むようになった気がします。


「分らなかったら、繰り返し聞けばいいんだよ」「大切なことはメモするようにしよう」「大体みんなそうだから、分からない時もある」など示したり。


祖母との行き違いの時には、「そうだね、でもこうじゃない?」と一度祖母の発言を肯定してから、間違いに気づきやすいよう誘起させてみたりとなるべく、祖母に沿うようにしています。


それでも、最近は落ち込みやすくなって、私たちの会話にも「年寄りが、話に入らなくてもでもいい」と遠慮して、聞くだけになりました。


たぶん、会話の調子が早すぎて、聞き取れない部分が出てきたのだと思います。


唯一観るドラマも、「誰が何を言っているか分からない」「母さんに説明してもらわないと、話が分からない」と、また落ち込んでしまいました。


身体的に五感などが衰えてくるのは、高齢の祖母には、どうしようも出来ないことなのかもしれませんが、精神的に辛くなり、自分自身を責め、弱くなってしまうことが心配です。


私たち家族にとっては、「どうにかできないだろうか」とは思いますが、考えが捗りません。


安心感を、「大丈夫、みんないるから」と安心させることができれば、祖母も今の状況でも「大丈夫」と思えるのではないかと、勝手に思ってしまいます。


祖母の立場に立ってみれば、≪恐怖心≫≪不安感≫が強いのだろうと思います。これから自分はどうなるのだろうという。


今までも、これからも、一番近くで添うように生きたい。
それだけです。



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