夢む、風光花 三葉
2023/03/05
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屋根の下から眺める空想風景。
地域の子どもたちの声が、遠くへ行ったり近づいたり、また遠くなりました、今日は休日です。父が薪割り機で木材を切断している音も響いています。
幕は締めてありますが、目を閉じても光が瞼の裏に宿ります。今日は晴れて日差しも温かみを帯びているのでしょう。昼前は寝床から起き上がれず、眠りもせず、うつらうつらと春の陽の休日の様子を音で感じていました。
2年前は自身の日日の状況変化を綴るのは儘ならず躊躇いもありましたが、変わらない毎日も、動ける日も、心気の調子が良くない日も、綴ってみてはと感じ始めたのは「共に感覚を有する方が在して下さる」とこの場を通して考えをいただけ、自身にひと節ゆとりを持てるようになりました。
生き方を捉えて、言葉や様子は積極性や肯定的なものをと、自身に言い聞かせている部分もあります。要点として自身を振り返るために綴ることもあります。
それでも、その日の、光、音、香、言葉、心気、調子、五感のすべてで得られるものは、≪かけがえのない瞬間≫の欠片であることには変わりません。
つらつらと、つらつらと。
穏やかに、長閑やかにゆったりと。
自らが行動し、この瞬間を忘れないために記します。
出来るときに、出来ることを出来るだけ。