いつもそこに在るように、
2020/12/25
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日日を明るく、心地良くしてくれる存在を有して。
自らを律する心を持ち、≪心の拠り所≫を深く顧みたいと思います。
11月26日で、5月から始めた≪裏庭茶会≫そして≪珈琲時間≫が半年間続けられたということで、ご褒美と称して自身に贈り物をすることにしました。
その時何にするかと考え、決定したのが≪手挽き珈琲ミル≫でした。どのような≪製造元・種類・型≫にしようかと、探すこと約1ヶ月、こちらの≪手挽き珈琲ミル≫にしました。
こちらのHARIOの≪手挽き珈琲ミル≫は、木製と銅板でできています。
上部にホッパーと呼ばれる≪豆を入れる部分≫があり、下部の引き出しに挽かれた粉が集まります。
安定性と装飾性を重視した結果、こちらの≪手挽き珈琲ミル≫になりました。
正面の≪HARIO≫という文字がシールではなく彫ってあるのも好ましいです。
使い心地ですが、初め、挽く粗さを決める≪調節ねじ≫の調整が分からず、挽いた豆が≪粗挽き(左)≫になってしまいました。
ペーパーレスフィルターには≪中細挽き≫が理想らしいのですが、次に試したら、パウダーのような≪細挽き(右)≫になり、≪調節ねじ≫の調整の仕方をやっと理解し、≪中挽き(真ん中)≫になった時は、安堵しました。
≪珈琲専門店≫にて練習用にと、粒が揃わない珈琲豆を頂いていたので、いろいろ試し、少し実験のような感覚を味わえました。
音はカリカリと、思ったより大きめで、ハンドルを回す時に手でかなり強く押さえつけ、力を入れなければなりません。
それでも、≪珈琲豆≫を挽けたときの香の心地は本当に良いです。
そして、挽く所作は今まで体験できなかったので、興味深く、これからの≪珈琲時間≫で≪珈琲豆≫を挽く所作が増えることに愉しみを覚えました。
まだ数日ですが、長年、重用してきたかのようなどっしりとしたいつもそこに在るかのような存在感が、≪珈琲時間≫に新たな空気と、どこか懐かしい風合いを与えてくれます。
これから他の珈琲道具たちと時間を重ね、手に馴染むよう、使い込んでいきたいです。