閑に恬と、

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+-極矮小世界観点-+

-安閑恬静-

【統合失調症】のち【双極性障害】【パニック障害】の青人草の一端が家族に支えられ生きています。

心気穏やかに過ごすことを志し、ざっくりと【日日】や【想い】を綴ります。

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ぬくもり、雨に惑う


2020/11/28
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3時25分、朝刊が届きました。待ち望んでる祖母より早めに取りに行きます。今日も手渡しでした。祖母は今から朝にかけて、じっくりと朝刊を読み込みます。


6時10分の空明りは。今日は濃い雲が多く流れています。しとしとと、夜明け前から雨が降っているのは久しぶりです。窓を開けずにじっと待ちます。明るさを感じるまでには時間がかかりました。


7時15分、≪珈琲時間≫。今日の天気は雨模様のようです。気温は低くなりました、今日の予定はなかなかに決まらないみたいです。


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11月は安定した気候が多く、外作業で忙しく過ごしてきたので、久しぶりの雨模様に戸惑い気味の家族です。もともと活動的な皆には今日はゆったりとした時間を、と思います。


朝、≪薪ストーブ≫に≪焚きつけ≫する前に、煤けた窓を拭きます。濡らした布に、少し灰を付けて研磨するように煤を落とします。



磨いた後の窓は、炎の様子が良く分かり、温かみが増します。



≪薪ストーブ≫のおかげで雨の日も、洗濯物が乾きやすいので、本当にありがたいことです。洗濯物を干した後【≪薪ストーブ≫の前にある椅子】に座り、本を読んでいた祖母がうとうととし始めたので、ゆっくりとその場から離れました。


椅子に座った者は、≪薪ストーブ≫の魔力で眠らされてしまいます。何より、ぬくもりを感じられる場所なので、ゆったりと過ごすには、最適の居場所になるのです。


今日は気温が低く、寒々としているので、≪薪ストーブ≫の温もりがじんわりと包んでくれます。それでも、ほんの15分ほどで、祖母は目を覚ましました。


昼食を終え、午後のはじめ、珈琲を淹れるとにしました。基本的には朝の≪珈琲時間≫だけに珈琲を淹れるのですが。


今日はまったりとした時間の流れに沿うように。


外を眺めながら。「11月は晴れの日多かったから、雨めずらしいね」「今年は雪どうなのかな」「降水量少ないし、分からない、あんまり降らないで欲しいけど」


「そうは言っても、12月に1回降るでしょ」「雪?」「暖冬じゃなきゃ、12月には積もるよ」など、いまから大雪の心配です。


今年の積雪量はどうなのか、調べてもいまいち分かりませんでした。


午後から【≪薪ストーブ≫の前にある椅子】には、母が。日日のことを書き留めるのに忙しそうにしています。


寒い日の【≪薪ストーブ≫の前にある椅子】は人気があるので、早い者勝ちです。


今年の冬も≪薪ストーブ≫と【≪薪ストーブ≫の前にある椅子】は来るもの拒まずで、ぬくもりの魔力で人々を魅了していきます。




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