甘味が生い立つとき
2020/11/16
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3時20分、朝刊届け。今日も祖母に手渡しです。そっと祖母の枕元に、と置いていくのも大変なのですが、起こさないようにと置けた時は、嬉しいのです。次回に期待します。
5時50分、空明りは。最近暖かく晴れ模様が続くので、薄い雲が流れていく様をよく見ます。窓を開けると、風は通りますが、ひやりとしたものではないので、今日も気温は高めになるのでしょうか。
7時10分、≪珈琲時間≫昨日はひと味違いましたが、今日はどうだったのでしょう。
天気の良い日が続くので作業もしやすいようですが、その代わり気温が高いので動くと暑くなり、着用するものに困るようです。
今日も、皆外作業が多そうです。
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しぶ柿を干し始めて約1週間が経ちました。
≪送風≫と≪薪ストーブ≫で、日に日に乾燥していく様は、しぶ柿が≪干し柿≫になる過程を観察できるので、不思議な変化とともに、毎日関心を深めています。
こちらは干し始めの柿です。
こちらは3日目。
そして、6日目になります。
大きな柿から小ぶりのものまで凝縮から色味まで、それぞれの変化がだいぶ違います。乾燥しすでに固くなっている柿もあり、今年は乾燥が早いような気がします。
母は「甘くなりますように」「おいしくなりますように」と思いを込めながら。
吊るしてある竿を前後にしたり、2日に1回、手袋をして≪もむ作業≫を、熟成度合いを確認しながら作業を進めます。
≪薪ストーブ≫も活躍してくれています。
じっくりと、乾燥させるために。
あと7日から10日ぐらい、と思われますが、自然の恵みなのでどうなるか最後まで分かりません。
乾燥して凝縮すればするほど、甘味が生まれ、ひとつひとつ美味しさが際立ってくれることを願い。
これからの≪経日変化≫に期待したいと思います。