閑に恬と、

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+-極矮小世界観点-+

-安閑恬静-

【統合失調症】のち【双極性障害】【パニック障害】の青人草の一端が家族に支えられ生きています。

心気穏やかに過ごすことを志し、ざっくりと【日日】や【想い】を綴ります。

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支える礎、健やかに

2024/04/22


【家の事】を少しでも補えられればと毎日の日課として取り組んでいます。
そのひとつは前の秋から始めた【茶作り】です。


「ひとつの物事を3ヶ月続けられれば」と言う私にとって、まだ継続していることは稀なことです。


適量の茶葉を入れた【硝子瓶】を何本か用意し、水出しのため冷蔵庫へ。抽出時間になれば茶葉を漉して皆が飲みやすいように【硝子瓶】に再び入れ冷蔵庫に戻します。


家族にも「すっきりと飲みやすい」と好評です。【硝子瓶】に冷たいお茶が入っていると美味しそうに見えるのは何故でしょう。風味が良いうえに水出し番茶を飲用すると効能があるとのことで、少しでも「礎となる身体の巡りが良い方向に」と望んでいます。


【茶殻】は有機肥料にするために薪ストーブの天板で乾燥させ、保存しています。まだ薪ストーブは稼働中なので【珈琲豆殻】も【茶殻】も乾燥肥料となってくれます。季節が変わればは堆肥化する事になるでしょう。


となりの畑で、母が【無農薬・有機栽培】と健闘中なので、【珈琲の豆殻】や【茶殻】が有効に働いてくれると嬉しい限りです。


夏季になれば、現在の倍の量の【冷茶】が必要になるでしょう。忙しくなりそうです。
身体の巡りが基に繋がっているように礎が好ましい方へ流れますように。




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↡こちらが我が家で使用している【硝子瓶】ですが5月から価格が上がるので、大変です↡

WECK(ウェック) ガラス保存容器 ジュースジャー 1000ml 径9x25.5cm
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ウェック(WECK)
家庭用品

↡こちらのお品ではありませんが【秋冬番茶】500gを使用しています↡

沼津・市川園 静岡茶 秋冬番茶500g袋入
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春のあとさき

2024/04/18


家の後ろの桜は満開を保ちつつ1週間以上咲いてくれていました。
今年の桜はいつもより色味が濃いような気がします。鳴くに慣れない鶯の声も聴けました。


ふわりと吹く風に、揺れる枝先から綻んだ桜の一欠片が、苔生す下方にひらりと舞い、花筏の様に流れるまま身を任せる桜の花弁は、雨の日にはしっとりと傍らに身を寄せていました。


窓辺で桜を愉しみつつ鵯が啄んでいた花芯が葉桜になる様子を、生命の成り立ちに感心しながら時季が移り変わる事に思いを馳せ、夏季は酷暑になるのかなと、遠い目で白々と揺らめく山を眺めます。


昨年は桜の開花が早く、裏庭の清めも中旬には終わっていました。今年はゆっくりと眺められ、清め作業は雨模様次第でした。


チューリップは花弁がぽとりと落ちる頃に花芯を摘まみ、根に栄養を蓄えさせ、来る年に備え球根を保存します。


柿の木は新緑が萌え出でて、これから裏庭を覆うように葉はなみなみと旺盛に生り、日陰を与えてくれるでしょう。萌黄の芽は陽に当たり、この時でしかない色味を魅せてくれます。




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言の葉と風味、木葉採月

2024/04/15


祖母のこの時季の愉しみと言えば、遊歩がてら【蕗の薹】【三つ葉】【蓬】【野蕗】などの山野草摘みです。今年は積雪量が少なく2月は暖かい日がありましたが、3月は寒に逆戻りしたような日日が続きました。


野の目覚めも遅く、祖母も「まだ蕗の薹も出ていない」と話していましたが、桜の蕾が膨らむと野に咲く野草も生りに久しく、と次々に山野に芽吹きました。


【蕗の薹】は揚げ物【三つ葉】は浸し物に。【蓬】はまだですが、昨日【野蕗】を600g程採ってきてくれました。葉や筋を取り、切った【野蕗】を【にごし(お米の研ぎ汁)】に漬けておきます。塩で揉んで灰汁出しをすれば準備が整います。


【伽羅蕗】を作ってくれました。【伽羅蕗】とは【野蕗】などを甘辛く煮詰めた【佃煮】で、【砂糖】【醤油】【酒】【みりん】調味料の分量は祖母の【料理日誌】に綴ってあります。最近では作ったことがある品でも作る度、記しています。


少し記憶が曖昧になる頃、今したことや言ったことが遠くに行きがちです。傍に居て記憶を補う作業を少し手伝いました。


「今、どんだけ入れるって言ったっけ」「50cc入れるって言ってたよ」「おぼえといて、瀞愁」このやり取りが続き、祖母自身【料理日誌】に記しながら、「この日を忘れないため」努めます。


最後に辛みとなる【唐辛子】を入れると「味見てみ」と【伽羅】の色をした【伽羅蕗】の完成をみせてくれます。いつもちょうど良い【野蕗】のほろ苦さがする風合いに仕上がります。


家族の「おいしい」の言が祖母の気を晴れやかにしてくれるでしょう。
いつもありがとう、おばあちゃん。




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とどまる刻

2024/04/12


「理由、言い訳、きっかけ」はどんなに言を繕っても自身以外には「関心がなく・価値がない」ことになるのですが。


前の秋のこと。
毎回動いていた機器の調子が良くなく、それでも何とか写してくれていたのですがとうとう動きを止めてしまいました。被写体を写すことが出来なくなってしまった機器との別れを終えた時、
綴っていた時を立ち止まってみようと思いました。


簡単に被写体を写してくれる機器の代わりを持ち合わせていなかったので「仕方がない」と、何故か言い訳を自身にしながら。


単に日日の記しを綴る気の力が消えていたのだと感じ得ます。


そのまま春を迎え、綴るきっかけは様々ですが、そのひとつとして「大切なことの結びと始まり」が原動となりしばらく遠のいていた「日記」を開いてみました。


開いてみると、頭の中を紐解くようにゆっくりと出来事を思い出します。
空白期間が長くなると綴り方や仕方を覚えていないものです。


日日を写し撮る機器は持ち合わせていませんが、綴れる環境を有難く思い、これからの心覚えと浮かんだ言を少し。付かず離れずを目指します。





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夢む、風光花 十葉

2024/04/08


屋根の下から眺める空想風景。


晴れ晴れとした穏やかな休日には桜を愉しみに、家の後の遊歩道を見上げながら散策する人で賑わっていましたが、明けた今日は少し静かです。


ぼんやりとした頭で窓から外を。早朝には縮こまっていたチューリップが花開くのを流石だなと眺め、その上を見上げると桜がほこほこと咲いています。今日も暖かな日になりそうです。


頭だけではなく掌もぼんやりと火照ったままで、体温を測ると少し高めでした。


早朝に起床するのは変わらずですが、最近は午前と午後にぽつりぽつりと横たわらないと、継続している【家の事】を為し終われない状態です。


横たわりながら今朝眺めたチューリップを想います。気温や陽の光など一定の条件を満たせば花を綻ばすのだなと、当たり前だと思われることも、ふと心を温かく灯してくれます。


活力のあまりない状態でも動いてくれる身体に感謝して。
「出来ることを出来るだけ」と心気を落ち着かせます。





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