二番煎じ、
2023/03/13
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≪一月往ぬる二月逃げる三月去る≫
とのことで、あっという間に半ばに入り、麗らかな春の陽が重なる日もありましたが、まだまだ温もりに心惹かる日もあります。
先夜、我が家では、ほかほかの≪おでん≫でした。
≪花かつお≫と≪昆布≫で合わせ出汁を取り、畑で採れた冬の味≪大根≫と≪練り製品≫を少し、素朴な我が家の≪おでん≫は、飽きがこない出汁が効いています。
そして昨夜は、その≪おでん≫の出汁を使用した≪炊き込みご飯≫をいただきました。
具材は、その時々で少し違います。
今回は≪人参≫≪椎茸≫≪油揚げ≫こちらも控えめです。
素朴な出汁も煮込んだおかげで素材の味が広がり独特の風味となりました。
出汁の香と、味が染み込んだほかほか炊き立てご飯を口いっぱい頬張って、食が進みます。旨味のある出汁を、≪おでん≫と≪炊き込みご飯≫にと余すことなく食すことが出来て、満腹です。
寒い時期には温かいものを、そして暖かくなれば食すものが変わっていきます。
それでもこのぬくもりは、なかなか手放すわけにはいけません。