閑に恬と、

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+-極矮小世界観点-+

-安閑恬静-

【統合失調症】のち【双極性障害】【パニック障害】の青人草の一端が家族に支えられ生きています。

心気穏やかに過ごすことを志し、ざっくりと【日日】や【想い】を綴ります。

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春のあとさき

2024/04/18


家の後ろの桜は満開を保ちつつ1週間以上咲いてくれていました。
今年の桜はいつもより色味が濃いような気がします。鳴くに慣れない鶯の声も聴けました。


ふわりと吹く風に、揺れる枝先から綻んだ桜の一欠片が、苔生す下方にひらりと舞い、花筏の様に流れるまま身を任せる桜の花弁は、雨の日にはしっとりと傍らに身を寄せていました。


窓辺で桜を愉しみつつ鵯が啄んでいた花芯が葉桜になる様子を、生命の成り立ちに感心しながら時季が移り変わる事に思いを馳せ、夏季は酷暑になるのかなと、遠い目で白々と揺らめく山を眺めます。


昨年は桜の開花が早く、裏庭の清めも中旬には終わっていました。今年はゆっくりと眺められ、清め作業は雨模様次第でした。


チューリップは花弁がぽとりと落ちる頃に花芯を摘まみ、根に栄養を蓄えさせ、来る年に備え球根を保存します。


柿の木は新緑が萌え出でて、これから裏庭を覆うように葉はなみなみと旺盛に生り、日陰を与えてくれるでしょう。萌黄の芽は陽に当たり、この時でしかない色味を魅せてくれます。




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