雪の下、春の香 三滴
2023/03/08
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≪無農薬・有機栽培≫を志し、昨年も≪自然の恵み≫を育ててくれた、母。3月の初旬にしては麗らかな春の陽気の日、いよいよ雪の下になっていた≪自然の恵み≫最後の巣立ちです。
幾度となく今年も≪白菜≫を使用した料理をいただき、冬はやはり葉物野菜が少ないので重宝しました。天然の冷蔵庫である畑に長い時を過ごし、少しずつ採りに行き、母が大切に育てた最後の子たちはとうとう畑から巣立つのです。
≪白菜≫は冬の間、先端を縛り寒さを防ぎます。今年は零下の日も続きましたが、雪が少なかったので、≪無農薬・有機栽培≫の畑には、生き物たちがすぐに美味しさを狙ってきます。いろいろと困難を乗り越え、生った≪白菜≫を大切に扱わなければと留めました。
冬の名残りを見届け、これから来る季節の≪自然の恵み≫に心を合わせていきます。
ありのままをいただけることは、幸せで、意義深く。
日日のあつまりで出来た≪自然の恵み≫と母に感謝します。