閑に恬と、

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+-極矮小世界観点-+

-安閑恬静-

【統合失調症】のち【双極性障害】【パニック障害】の青人草の一端が家族に支えられ生きています。

心気穏やかに過ごすことを志し、ざっくりと【日日】や【想い】を綴ります。

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如月、寒の終わりに


2023/02/04
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先日、我が家の≪冬の風物詩≫でもある≪搗き立てかきもち≫干し作業が行われ≪干し棚≫をつくり≪搗き立てかきもち≫を並べました。


1月の終わりに頼んでいた≪搗き立てのかきもち≫を工房へ取りに行き、それをふた月ほど干し、じっくりと乾燥させ≪搗き立てかきもち≫を焼くことのできる状態の≪生かきもち≫へと完成させます。


以前は吊るして干していましたが、気候や湿度変化で、干した≪搗き立てかきもち≫が割れる事態になったので最近では≪干し棚≫に並べて干し、乾燥させています。


今年も3臼(1臼=2餅=約3kg)約9kgを頼みました。


さて、祖母の出番です。
干す作業は何十年も前から続けている祖母の楽しみのひとつです。


竿に簀巻きを置きそこへ≪搗き立てかきもち≫を一枚ずつ並べていきます。それを3回繰り返し、3臼は簀巻き3段分になりました。急な乾燥を防ぐため、≪新聞紙≫など数枚を、≪搗き立てかきもち≫を並べた上に重ね載せます。


高齢な祖母は、休みながらゆっくりと干す作業を進めていき、問題があれば私たちに「お願い」を、そして、時間をかけて≪干し棚≫を完成させました。


毎年全部でいくつあるか枚数を数える祖母ですが、記憶を維持している時間が短いため昨年から私も一緒に「一枚、二枚」と並べた≪搗き立てかきもち≫を数えます。


今年頼んだ3臼は、≪昆布≫≪打ち豆≫≪海老≫の3種類です。


最近はこれらが我が家の定番となっています。
1臼で≪搗き立てかきもち≫は約150枚ありました。


また今年も祖母の≪手焼き≫職人技が見られることに感謝して。


寒さをギュッと凝縮し、美味しくなりますように。



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